フランスのかぼちゃ事情

yasai08フランス在住の日本人主婦です。こちらの野菜は日本のものとかなり違っており、購入する際に「これは一体どうやって食べるのですか」と人に聞く機会が少なくありません。また、日本で手に入るのと同じ野菜でも、食感や味がかなり違っているものもたくさんあります。

その中のひとつに「かぼちゃ」があります。それまで私の中では、かぼちゃというと「甘くてほっこり」した、少し粉っぽいような食感が特徴でした。が、その感覚でこちらのかぼちゃを調理すると、こんなはずではなかった…!という残念な結果になってしまいました。というのも、こちらのかぼちゃは少しくせが強い味をしており、それが甘味に勝っている場合が多いのです。また、繊維がかなり多いので、少しゆでるとその「スジスジ」した部分が強調されてしまいます。日本と同じ感覚で煮物にしても、さっぱりおいしくない…と家族に不評でした。

では地元の人はどうやって食べているのかと言うと、基本はスープです。ピューレ状にマッシュして、スパイスを利かせるととても食べやすくなりますし、子どもにも人気です。また、グラタンのようにクリームソース系でオーブン調理すると、これもまた美味しいサイドメニューです。

最近は日本種の野菜の流行と言うこともあり、比較的日本のかぼちゃに近いものを育てる農家さんもでてきました。そういったかぼちゃは和風の煮物に、こちら特有の筋の多いかぼちゃはスープに、と今では使い分けをしています。家族も喜んで食べてくれるので、ほっとしています。