男なら絶対にグッとくるマンガです!

manga08ちょっと古いマンガになってしまいますが、やはりボクシングマンガの金字塔でもある「あしたのジョー」は男なら読んでグッとくるのではないでしょうか。
孤児院から抜け出して放浪の旅に出ている主人公の矢吹丈ですが、ひょんなことからドヤ街にいる丹下段平と出会います。
この丹下段平はその昔ボクシングをやっていたのですが、自身が目の怪我をしたのを機に、引退してトレーナーとなります。しかしその時代錯誤的なスパルタ指導によって門下生は次々と離脱。自身が果たせなかった世界チャンピオンを門下生で果たすという夢が破れ、飲んだくれているところで矢吹丈と出会うのです。
この「夢破れた男の再起の物語」という視点で読むと、様々な人間模様が垣間見えます。
矢吹丈の最大のライバルとなる力石徹も、一旦は夢が破れかかった男です。

矢吹と力石との出会いは少年院なのですが、力石が少年院に入った理由はプロボクサー時代に観客のヤジに激昂して殴り倒して半死半生の状態にしてしまったため。普通のボクサーであれば、もうその時点で夢は破れます。しかしその素質にほれ込んだ白木財閥の総帥に救われ、もう一度夢を叶えるための再起に奮闘します。
もちろん主人公の矢吹丈も当初は浮草のような生活をしていましたが、少年院の中で力石と対峙することでボクシングの夢に取りつかれ、自身もチャンピオンになりたいという夢を叶えようと奮闘します。
このように、単なるボクシングマンガとして見るのではなく、各々で挫折をしてきた男たちの再起の物語として読むことによってグッとくるのではないかと思います。
男臭さからは時代を感じますが、男であればそれすらも気にならないくらいの魅力があるのではないかと思いますね。