リフォーム業界の歩み

リフォーム

リフォームがひとつの産業として注目をされるようになったのは、1974年のオイルショック以降、新築の需要が減った時期です。
それまでリフォームは、業者にとって新築の陰に隠れた片手間仕事でした。手間がかかるわりにはお金にならないリフォームは敬遠され、新築の仕事が優先されてきたのです。まだ、リフォームという言葉もなく、「修繕」「増改築」と呼ばれていました。
リフォームがひとつの産業として位置づけられ、「増改築専門業」が登場してきたのは70年代半ばのことです。その多くは、工務店や建設業者の下請けをしていた電気、内装、設備などの専門業者からの転身で、それまでの営繕業とは一線を画したイメージ戦略によって、「増改築」が消費者の支持を集めるようになっていきました。
80年代に入ると大手住宅メーカーがリフォーム業に進出し始め、さらに様々な業種・業態の企業も参入してくるようになりました。
リフォーム業における初めての全国組織「日本増改築産業協会(略称・ジェルコ)」が設立されたのもこの時期、83年10月のことです。さらにその4ヵ月後の84年2月に、建設省(当時)が、(財)日本リフォーム推進センターを設立しました。
この頃から「リフォーム」という言葉が営繕・増改築に代わって使われ始めるようになったのです。
 なお、同センターは、2000年の住宅品質確保促進法の施行とともに設立された「住宅紛争処理支援センター」と一体化し、(財)住宅リフォーム・紛争処理支援センターになっています。