ある経営者の子供時代

経営者ホンダ創業者でありトップクラスの経営者本田宗一郎にとって、教室の外での「勉強」が彼の一生の糧となった。
「その問にあつてただ1つ私がやり続けたことは、機械をいじくりまわすことと、「立川文庫」(昔の偉人や豪傑の物語のシリーズ)を読みふけることくらいであろうか]
さらに、宗一郎はふつう一生かかっても出会えないこともある「本当の自分」つまり一生追い続ける夢に、少年のころに出会っているのである。それも課外自習」においてであった。それは、彼が小学校の二年のときに初めて見た飛行機と、四年になって村に初めて現れた自動車を目の前にしたときであった。
そして念願の自動車修理工場で子守の日々を迎える。
彼は、高等小学校を出て(今の中学校の二年生)、父親がとっている業界誌の求人に自分で応募して、東京・湯島にある自動車修理工場(アート商会)に就職した。 父親は 「好きなことをするがいい」といって見送っている。
夢に見た自動車をいじることができるというので、故郷を離れたことはまったく苦にならなかったという。将来のの大経営者の誕生である。